Kelly Lee Owensほど、エレクトロニック・ミュージックの暖かさと冷たさを融合させることに長けたアーティストいない。彼女の作品を際立たせているのは、ソングライターとして、またプロデューサーとしての同じ程度に秀でた能力であるといえるだろう。彼女のヴォーカルは、そのビートと同じくらい自信にあふれ、多くの人を魅了する。
ウェールズで生まれ育ったOwensは、20 代でロンドンに移り、有名なレコード店であるRough Trade,、Sister Ray、そしてPure Grooveで働いた。そのとき彼女はDaniel AveryやJames Greenwood と出会い、ともに音楽を作ることになる。こうしてOwens はテクノの世界へ導かれデビューを果たした。
彼女は 2017 年に “Smalltown Supersound” と契約し、『Kelly Lee Owens』、2020年には 『Inner Song』 をリリースし、どちらのアルバムもベストセラーを記録。2022年発表の最新作“LP.8” (こちらもプログレッシブなノルウェーのレーベルからのリリース) も高い評価を獲得し、DJ MAG誌では「2022 年のベスト アルバム」にノミネートされるなど、トップスターとしての地位を確固たるものとした。
Owensの没入感と感情に訴えるサウンドは多くの支持を集め、St Vincent、 Bjork、 John Cale、 Jon Hopkinsや Jenny Hvaなどのアーティストとコラボレーションするようになる。またそのライブ パフォーマンスの評価も高く、世界中のフェスティバルに出演している。