Newa
Techno
NewaのDJセットは構成を組み立てる上で、感情的な指針が重要な鍵となる。彼女は、クラシック・テクノのあらゆる要素を取り入れながら、モダンなサウンドを反映したアウトプットを生み出す。低音域の深みを探求すると共に、うねるようなアシッド要素を巧みに取り入れ、力強いメロディと融合させる。Newaのテクノは、強い存在感を放ちながらリスナーの意識へ浸透していく。
ジャズシーンの出身であり、クラシック音楽を学んだAna Kublashviliは、エレクトロニック・ミュージックに進出するのを機に、アーティスト名をNewaにした。2012年に母国ジョージアのトビリシでDJとしてキャリアをスタートし、すぐに市内の有名なナイトライフスポットでその名を広めていった。名門BassianiのレジデントDJとして活躍し、そこで培ったスキルが世界的な評価へと繋がる基盤となった。Berghain(ベルリン)、Basement(ニューヨーク)、Institut für Zukunft(ライプツィヒ)、Contact(東京)、Awakenings(アムステルダム)など、シーンで最も人気のあるスポットでパフォーマンスを披露。また、Ben Klockのツアーイベントシリーズ「Photon」にも度々招待され、高い評価を得ている。
音楽制作においても、彼女のDJとしてのサウンドがそのまま反映されている。卓越した技術と誠実な感情を軸に、独自の音楽的世界を築き上げる彼女のアプローチは、スタジオワークにも色濃く表れている。彼女の作品を聴くと、全ての要素を巧みにコントロールするプロデューサーである事が分かる。深みのあるベースラインと沈み込むようなメロディが調和しながら共存する。仕上がりがテクノであれ、実験的なアンビエントであれ、彼女の音楽は常に奥深さと内省を響かせる。
2012年、Subspiele Recordsからデビューを果たした。それ以来、彼女はKlockworks、Semantica、positivesourceなどの著名なレーベルからレコードをリリース。2021年から彼女は、Shin Recordsというレーベルを共同運営し始め、ジョージアの新進気鋭と既に確立されたプロデューサー達によるリリースに焦点を当ている。そして昨年、Bassiani Recordsから『Equilibrium』を発表し、プロデューサーとしても進化し続けている。