デトロイトの神、テクノの創始者、Juan Atkins(ホアン・アトキンス)。
80年代初頭からCybotronやModel 500、Infinitiなどの名義でダンスミュージック史に残る数多くの傑作をリリース。エレクトロニックミュージックの歴史において、KraftwerkやYMOらと並び称される真のレジェンドである。
1981年にRichard DavisとのユニットCybotronで、初のデトロイトテクノレコードと語られることになるシングル"Alleys of Your Mind"を発表。その後、"Cosmic Cars"やMissy Elliottの大ヒット作"Lose Control"の元ネタにもなった"Clear"、"Techno City"などをリリース。アルバム『Enter』も発表するも、1984年にはCybotronを解散し、1985年に自身のレーベル〈Metroplex〉をローンチ。Model 500名義でソロ活動を展開する。
そのMetroplexからは、"No UFO's"、"Night Drive"、"The Chase"といったテクノミュージックの原型となった名盤や、Moritz von Oswald、Thomas Fehlmannとベルリン・デトロイトのテクノ同盟へと発展する記念すべき名曲"Jazz is the Teacher"など、数々のテクノクラシックをリリース。
1995年にはベルギーの名門レーベル〈R&S〉からModel 500名義で初となるアルバム『Deep Space』を、1999年に2ndアルバム『Mind and Body』を発表。また、ドイツのテクノレーベル〈Tresor〉からは、1998年にInfiniti名義でアルバム『Skynet』を、2005年にJuan Atkins名義でのアルバム『The Berlin Sessions』をリリース。2015年には、Model 500として16年ぶりのアルバムとなる『Digital Solutions』を自身のレーベルMetroplexより発表。Model 500最新作のリミキサーには、デトロイトのベテランDJ Stingrayとベルリン拠点の新鋭テクノデュオFJAAKが参加。40年ぶりとなるCybotronの新作アルバムのリリースも控えている。
また活動初期には、Derrick May、Kevin SaundersonとのユニットThe Belleville Threeとして、2010年代にはベルリンの重鎮Moritz von OswaldとのプロジェクトBorderlandでも活躍。DJまたはLIVEアクトとしては、アメリカ・デトロイトを代表する音楽フェス「Movement」はもちろん、昨年は世界最大級のイギリスのフェス「Glastonbury」にCybotron名義で出演し、今夏はヨーロッパ最高峰のフェスとして著名なオランダ「Dekmantel」のヘッドラインを飾るなど、世界各地のフェスやクラブでプレイしながら、"テクノの原点と未来をつなぐ唯一無二の存在"として称賛され続けている。
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